シルバー人材センター事業について

シルバー人材センターとは?

高齢社会の進展に伴って、人生を有意義に過ごすため、定年退職後も何らかの形で働き続けたいと希望する高齢者が増えています。シルバー人材センターは、このような高齢者が自主的に参加して組織する団体で、「自主・自立、共働・共助」の理念のもとに、自らの知識と経験を活かしつつ、働くことを通じ生きがいを得るとともに、地域社会に貢献することを主たる目的としています。

ワンストップサービスを目指して

我が国は、世界に類をみない速さで高齢化が進展し、超高齢社会を迎える中で、少子化の進展とも併せ、今後の経済活力を維持するためには高齢者の労働参加が不可欠といわれています。また、高齢者の就業ニーズもさらに多様化していくものと考えられるところから、多様な就業機会を提供するシルバー人材センターへ寄せられる期待は益々大きくなっているところです。

そこで、シルバー人材センターでは、地域における働く高齢者の活動拠点として、様々なニーズに対応できる「ワンストップサービスセンター」機能を充実・強化し、「シルバー人材センターに行けば、役立つ情報が得られる」…そんなセンターを目指して取り組んでまいります。

シルバー人材センターの歩み

シルバー人材センターは、昭和50年東京都の江戸川区ではじまった新しい就業システムです。昭和55年から国の補助事業として推進され、また昭和61年には「高齢法」が制定され、その中でシルバー人材センターの設立の根拠が与えられたことにより、急速に全国に広がりました。

沖縄県においては、平成27年3月末現在、センター数17団体、会員数約5,700名、年間延約43万人の方々が自らの豊富な経験と知識を活かし、元気に活躍しています。

昭和50年 全国初のシルバー人材センター設立
昭和55年 国庫補助制度開始
昭和57年 那覇市シルバー人材センター設立
全国シルバー人材センター(事業)協会設立
昭和59年 沖縄市シルバー人材センター設立
昭和61年 「高齢者等の雇用の安定等に関する法律」の制定
(法的位置づけの確立)
昭和63年 浦添市シルバー人材センター設立
平成元年 具志川市(現うるま市)シルバー人材センター設立
平成2年 宜野湾市シルバー人材センター設立
平成3年 糸満市シルバー人材センター設立
平成4年 石垣市シルバー人材センター設立
平良市(現宮古島市)シルバー人材センター設立
平成5年 西原町シルバー人材センター設立
平成8年 事業拡充に向けた法律改正→連合体制へ組織移行
平成9年 沖縄県シルバー人材センター連合設立
平成13年 北谷町シルバー人材センター設立
平成16年 豊見城市シルバー人材センター設立
平成19年 八重瀬町シルバー人材センター設立
平成20年 南城市シルバー人材センター設立
平成21年 名護市シルバー人材センター設立
多良間村シルバー人材センター設立
平成24年 中城村シルバー人材センター設立
平成27年 読谷村シルバー人材センター設立

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会員の推移

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シルバー人材センター事業の効果

※取り戻そう!活力と賑わい…産業・地域振興

事例1
空き店舗を利用した「ゆんたくまちや」を開設
商店街の一角に、コミュニティサロンを開設。介護予防事業や、会員作品展示販売などで街の賑わいを取り戻すことに貢献中。(沖縄市SC)
事例2
廃棄草木類の資源化により、環境美化に貢献
廃棄する草木類を腐葉土として資源化処理をし、その腐葉土で花づくり、街の環境美化に貢献している。(北谷町SC他)

※子供たちの健やかな成長と笑顔を…教育・子育て支援

事例1
退職教員が先生となり、放課後の学習指導事業を実施
放課後、教員を退職した会員が指導者となり、小学校低学年の児童を対象に、児童の学力向上に加え、生活の指導を行なっている。(うるま市SC)
事例2
子育て支援事業を実施
出産率の低下による地域社会の活力等への影響が懸念されている中、子育ての不安と負担の解消、子育てと仕事の両立を目的に、市と連携し、子育て支援サービスを行なっている。(浦添市SC他)

※福祉の受け手から担い手へ…介護支援・予防、生活援助

事例1
介護予防事業を行い、市の「元気高齢者9割」目標に貢献
介護予防に関する研修や学習会を開催し、高齢者やその家族が安心して暮らせる街づくりに貢献している。(宜野湾市SC他)
事例2
一人暮らしの高齢者等に対し、生活の支援を実施
高齢化の著しい進行に伴い、十分な介護サービスが受けられない高齢者が増加する中で、独居老人宅に対し、身の回りのお世話から、家事援助まで高齢者福祉の補完として幅広くサービスを行っている。(那覇市SC他)

医療費の削減にも貢献

シルバー人材センターの会員は、働くことによって生きがいを得るとともに、健康維持が図られるため、一般高齢者に比べ通院及び入院日数が短くなり、医療財政にも大きな貢献をしています。

総医療費の年平均額比較
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一人当たり年6万円の削減効果!!

会員と発注者の声

植木の手入れと地域の皆様とのふれあい

シルバー人材センターの会員として、家庭の植木の手入れをさせていただいていますが、自らの健康にもよく、多くの皆さまと触れ合い、感謝され、お天道さまの下でシルバーの仲間といきいきと働けることに喜びを感じています。(62歳男性会員)

人々の手助けになることを誇りに

私は、仕事の傍ら、お年寄りや子供のお世話などいろいろと経験してきたため、シルバー人材センターでの家事援助のお仕事がぴったりだと思い会員になりました。人々の手助けになることを誇りに思って就業しています。これからもシルバー人材センターで頑張りたいと思います。(63歳女性会員)

一石何鳥ものシルバー人材センター(発注者の声)

シルバー人材センターさんにお願いして、自宅の庭の花木の手入れをしてもらい、庭が美しく変身しました。毎年お願いするのですが、このシルバーさんのシステムには感心します。依頼者にとっては身近にあって利用しやすく、一度引退された方が、自分の持つ技能が活かされて働けるなど、一石何鳥にもなっているようです。(58歳男性)

シルバー人材センターのシステム

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■請負又は委任による就業
シルバー人材センター(センター)は、地域社会の日常生活に密着した「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な就業(その他の軽易な就業とは特別な知識、技能を必要とする就業をいいます)」を家庭、企業、公共団体などから引き受け、会員の中から適任者を選任し、その仕事を行います。
■発注者とセンターとの関係
センターは発注者から高年齢者にふさわしい仕事を請負契約又は委任契約により引き受け、センターはその契約内容に従って仕事を完成させます。
■発注者と就業する会員との関係
発注者と就業する会員との間に雇用関係はありません。発注者は、就業する会員に対して指揮命令権はありません。
■契約代金の支払い
発注者は仕事の完成後、センターに対して契約に基づく代金を支払います。
■安全対策と保険制度
センターは、受注した仕事の遂行に当たっては、十分な安全対策を講じています。万一、仕事中に会員が傷害を受けたり、発注者等に損害を与えた場合に備えて、民間の損害保険(センター団体傷害保険、総合賠償責任保険)に加入しています。
■雇用による就業
会員が企業の社員などと共同して仕事を行うことが必要な場合は、無料職業紹介事業または、一般労働者派遣事業を利用することができます。

お引き受けする主な仕事内容

  • サービス分野
    家事援助サービス、子育て支援サービス、介護支援など
  • 事務分野
    文書管理事務、毛筆筆耕、宛名書き、受付事務、パソコン入力など
  • 折衝・外交分野
    広報誌の配布、検針、集金など
  • 専門技術分野
    補習教室講師、翻訳・通訳、経理事務など
  • 技能分野
    ふすま・障子張り、植木手入れ、大工仕事、ペンキ塗りなど
  • 管理分野
    施設管理、駐車場管理など
  • 屋内外の一般作業
    公園の掃除、除草・草刈り、包装、空き家の掃除など

仕事を発注するには

地域のシルバー人材センターに直接お電話で相談して下さい。

≫沖縄県内のシルバー人材センター一覧

インターネットからも、頼みたいお仕事をお申込みになれます。

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ご利用にあたっての確認事項

  • 仕事は、センターが責任をもって完成又は遂行いたします。
  • 会員は、臨時的かつ短期的な就業を条件にしていますので、ひとりの会員が長期にわたる就業はしておりません。ただし、特別な知識、技能を必要とする仕事については、継続的に就業することもあり得ます。
  • 事業所の社員と混在して就業することや、発注者の指揮命令の下で就業する仕事は、お引き受けしておりません。
  • 代金は、センターに支払っていただきますが、賃金や給与ではありませんので外注費、委託費でお支払い下さい。
  • 高年齢者の就業ですので、危険・有害な作業を内容とするお仕事はお引き受けしておりません。
  • 請負または委任になじまない仕事は、無料職業紹介事業や労働者派遣事業を利用することができます。(但し、労働者派遣事業については、那覇SCのみ対応)

入会するには

シルバー人材センターが設置されている地域にお住まいで、原則60歳以上の健康で働く意欲のある方ならどなたでも会員になれます。

詳細は、お住まいの地域のシルバー人材センターにお問合せ下さい。

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入会にあたっての確認事項

  • 事前に入会説明を受け、入会申込書を提出していただく必要があります。
  • 地域のシルバー人材センターで定められた会費を納めていただきます。
  • 会員は、「自主・自立・共働・共助」の理念のもとに、自分の体力・能力、希望に応じて働くことができます。
  • 仕事は、シルバー人材センターから会員へ、請負または委任の形式により提供いたします。
  • 多くの会員に、公平に就業機会を配分するため、通常、ローテーションにより就業します。
  • 会員は、引き受けた仕事を、責任をもって完成または遂行し、その実績によって配分金を受け取ります。

☆就業で万一けがなどをされた場合は、シルバー団体障害保険で対応します。